10月もあっという間に終わろうとしています。例年より暖かいとはいえ、朝晩のひんやり感には冬の訪れを感じ、
残り2枚のカレンダーには1年の終わりを感じずにはいられません(まだ早いかな!?)
光陰矢の如し、毎日を大切に過ごしていきたいですね。
さて園の畑では、現在大根を育てています。
同じところから何本か育っている場合、大根が一つの穴に一本で大きく育つよう人の手で間引いてあげます。
間引いた苗たちも無駄にはしません。給食さんに調理してもらって給食で提供させてもらったり、保護者の方に
お分けして食べるお手伝いをしていただいたり。
新鮮なお野菜がどさっと置いてあると、大人も子どももみんな、「おっ!」と目を留めてくださいます。
嬉しそうにお野菜を持ち帰るご家庭や子ども達を見ると思うことがあります。
それは、園とご家庭とのコミュニケーションには様々な形があり、またそれは必ずしも人との直接的なやり取りだけではないことです。
園で採れた大根が、「どれにする?これがいい?」と選ぶ親子の心の繋がりを築くお手伝いになってくれていたらいいなあと思います。「その程度で大げさでは?」と考える方もいるかもしれません。
ですが、信頼や絆を思う気持ちに大きさは関係ありません。
たとえ些細なことでも、私たち保育者はいつだって子どもとご家族の幸せの懸け橋になりたいと思っています。
あの手この手で子どもの笑顔を守ります笑。そうしたことの積み重ねが、さらには保護者の方との信頼構築にも繋がるとも信じています。
なんだか壮大になってしまいましたが、
毛里田こども園はこれからも子ども達とご家庭との丁寧なコミュニケーションを図り、品質向上に努めてまいります。
読んでくださりありがとうございます。
皆さんご自愛ください。
(投稿者:毛里田こども園園長代理 小林)