今年も園では七五三の記念撮影をしました。
クラスごとに製作した「飴袋(千歳飴を入れる袋)」はどれも可愛く、
思わず顔がほころびます。
全クラスの飴袋を並べてパシャリ。
個性を生かしつつ、クラスごとの子どもの成長や、子どもが出来ることに合わせて作られています。
先生がやりすぎず、かと言って逆に簡単すぎずの絶妙な所の見極めって、
製作に限らず子育てにはすごく大切ですよね。
そして、季節ごとに素敵な製作品を考案する職員たちのアイデアにはいつも脱帽です✨
話は戻って、、、医療や衛生状態が未発達で、現代のように健康に育つことが難しかった平安の時代に、
子どもの育ちをみんなで祝い喜び合ったことが七五三の由来だといわれています。
医療も衛生状態も発達した現代、便利になった世の中で私たちは当たり前のように病院に行き、食事もでき、清潔を
保つことが出来ますが、その反面「心の栄養」が足りない人が増えているような気がします。
私たち保育者は、未来を繋ぐ宝物である子ども達の「心」、いわば「育ちの根っこ」をも作る大切なお手伝いを
させていただいていると思います。たくさんの愛情で、子ども達に「心の栄養」を届けたい。
七五三のような日本の美しい風習を大切にして、子ども達の健やかな成長をこれからもずっと見守っていきたいと
思います。
(投稿者:毛里田こども園園長代理 小林くみ)